もう後戻りはできない。
There's no turning back now.
文法: 動名詞
「後戻りはできない」は英語で「There’s no turning back.」と言います。
「now」を付けると「もはや」「もう」というようなニュアンスになります。
「turn(曲がる)」と「back(後ろ」を組み合わせた「turn back」は「Uターンする」イメージで「引き返す」という意味です。
たとえば
Let’s turn back.
(引き返そう)
We decided to turn back.
(引き返すことにした)
そして、今回のポイントは「There’s no +動名詞」という構文です。
「There’s no ~」には通常「名詞」が続きます。
たとえば
There’s no time.
(時間がない)
There’s no reception there.
(あそこは電波がない)
There’s no law against that.
(それを禁止する法律はない)
通常は名詞が続きますので、より珍しいけど、「動名詞(動詞のing形)」もありえます。
たとえば
There’s no denying it.
(否定はできない)
There’s no smoking here.
(ここは禁煙です)
There’s no getting through to him.
(彼は頭が固くて話が通じない)
There’s no accounting for taste.
(たで食う虫も好き好き)