良いお年を!
Have a happy new year!
新年まではもう会わなさそうな人に言う年末の挨拶です。
「a」が入っているのは「have a 形容詞 時」という構文だからですね。
この「have a 形容詞 時」の構文はめちゃくちゃよく使います。
たとえば
Have a nice day.
(よい一日を)
Have a good weekend.
(よい週末を)
そして、命令文じゃなくても
I had a bad day.
(嫌な1日だった)
I’m having a busy week.
(今週は忙しい)
I’m just going to have a relaxing weekend.
(ゆっくりした週末を過ごす予定)
更に、日本語から考えて難しそうな表現でもこの「have a 形容詞 時」を使えば簡単に言える場合も多いです。
たとえば
「昨年度、我が社の業績はよかった」なら
「We had a good year.」、
「今年は巨人は強いね」なら
「The Giants are having a good year.」とシンプルに表現するだけですね。
年が明けてから「明けましておめでとうございます」は
「Happy new year.」と言います。
日本では、年賀状などに「A happy new year.」と書かれていることが多いですが、間違いです。
「Happy birthday.」
「Merry Christmas.」
と同じように「A」は付けないのです。
クリスマスよりも前に言う挨拶は
Have a merry Christmas and a happy new year.
(よいクリスマスとよいお年を過ごしてください)
ですが、
これも「have a 形容詞 時」という構文で、「a merry Christmas」も「a happy new year」も同じ1つの「Have」に続いています。
「Have a merry Christmas and have a happy new year.」と「have」を2回入れたらクドい感じがします。
そして、「Have a」を省略して
「Merry Christmas and a happy new year.」と言うことも多くて、
これを見ると「Happy new year.」に「A」が必要だと誤解しやすいですよね。