あまり自分を責めないで。
Don't beat yourself up.
文法:
何かに失敗した人を励ますときによく使う英語の定番フレーズはこの
「Don’t beat yourself up.」です。
「beat 人 up」は「人をボコボコにする」という意味です。
たとえば
They beat me up.
(やつらが僕をボコボコにした)
そして、受動態の
I got beaten up.
(ボコボコにされた)
「Don’t beat yourself up.」を直訳すると「自分をボコボコにしないで」ですが、
「自分を責めないで」という意味です。
「Don’t blame yourself.」と若干違います。
「blame 人」は「人のせいにする」という意味なので「Don’t blame yourself.」の本当の意味は
「自分のせいにしないで = 君のせいじゃないよ」になります。
「Don’t beat yourself up.」は「君のせいじゃない」とは言ってなくて、
「間違えた自分を許して」というような意味ですね。
「人間だから間違えることもある、これを引きずらずに自分に優しくして」的なニュアンスです。
ちなみに、似た表現は他にもあります。
「悔しい!」という意味で
I’m kicking myself.
(自分を蹴っている)
と言います。
特に「ああ、なんであんなことしちゃったんだろう」「ああ、なんでそこでそうしなかったんだろう」と後悔するときに使います。