彼は明らかに嘘をついている。
He's obviously lying.
まず「嘘をつく」「嘘を言う」は「tell a lie」と言うことはほとんどなく、
「lie(嘘をつく)」を動詞として使います。
たとえば
Don’t lie.
(嘘をつくな)
He’s lying.
(彼は嘘ついている)
I lied.
(嘘をついた)
そして、
「明らか(な)」は「obvious」(形容詞)
「明らかに」は「obviously」(副詞)
と言います。
・「be動詞」と一緒に使ったり、「名詞」を修飾するのは形容詞の「obvious」
・ 動詞を修飾するのは副詞の「obviously」
たとえば
That’s obvious.
(それは明らかだ)
It’s an obvious lie.
(明らかな嘘だ)
He obviously likes you.
(彼は明らかに君のことが好きだ)
He’s obviously lying.
(彼は明らかに嘘をついている)
He obviously forgot.
(彼は明らかに忘れているね)
She’s obviously going to go.
(彼女は明らかに行くでしょう)
よくある間違いは「apparently」を使うことです。
「apparently」は「明らかに」という意味ではなくて
「どうやら ~ らしい」と全く違う意味です。
昔は「明らかに」という意味で使っていたし、最近までは「明らかに」という意味で英和辞書に載っていたので、間違える人は多いですね。
このように単語の意味が変わったり、又は英和辞書が間違っていたりすることもあります。
「辞書に載っている意味と実は違う意味の英語」にご興味がある方はぜひこちらの動画をご覧ください: