いや、そうだったらいいんだけどねぇ。(褒められたときなどの謙遜)
I wish.
シチュエーション: キメの一言
文法: 仮定法
「wish」の後に続く文は必ず「仮定法」で必ず過去形です。英語では、仮の話に過ぎない話や、実際はそうでない話を、過去のことではないのに過去形にします。これを「仮定法」というのですが、日本語では同じことを「のに」で表します。例えば、エレベータなどで「彼が独身だったらいいのに」と赤の他人の会話が聞こえてきても「“彼”は独身でない」ことがはっきり分かりますが、「独身だったらいいな」だと独身かどうか分からないですよね?その「のに」の意味を英語では「過去形」で表します。
たとえば
「I wish I was a bird.(鳥だったらいいのに)」、
「I wish it was Friday.(金曜日だったらいいのに)」、
「I wish he was single.(彼が独身だったらいいのに)」など。
「wish」はそういう意味なので、褒められたりしたときに「I wish.」と言うと、謙遜して否定すると同時に「そうなりたいけどね」という意味も入っています。