彼がいない方がマシだよ。(別れて正解だよ)
You're better off without him.
恋人と別れた友達を励ますときにだいたい使う表現です。
「be better off」は「~の方がいい」「~の方がマシだ」という意味の英語表現です。なぜ「off」なのかは謎ですけど、このままカタマリとして覚えちゃいましょう。
「You’re better off.」だけでも使えますし、色々つづけることもできます。
「better off」の応用の仕方は、
・形容詞ならそのままつづく、
・又は「with 名詞」「without 名詞」がつづく、
・又は「動詞のing形」がつづきます。つまり「奇跡の応用」ですね。
たとえば
You’re better off alone.
(一人でいた方がマシ)
I’m better off single.
(独身でいた方がいいかな)
You’re better off without him.
(彼がいない方がマシだよ)
I’m better off living with my parents.
(実家暮らしの方がいいね)
さらに、「仮の話」を表す「would」を入れて
「You would be better off…」でアドバイスをすることが多いですね。
たとえば
You’d be better off without him.
(別れた方がいいよ)
You’d be better off renting.
(賃貸の方がよさそうだね)
She’d be better off going out on her own.
(彼女は独立した方がよさそうだね)
これから実際そうするか分からなくて、あくまで仮の話なので「would」を使うということですけど、
英語でアドバイスや提案をするときに「仮の話」で話すと押し付けがましくない、感じのいいアドバイス・提案になります。
たとえば
You should break up.
(別れた方がいいよ)
You shouldn’t say anything.
(何も言わない方がいいよ)
よりも
I would break up.
(私だったら別れるね)
I wouldn’t say anything.
(私なら何も言わないかな)
の方が感じのいいアドバイスですね。
この「would」を使ったアドバイスをしている場面を海外ドラマ「スーツ」 で確認しちゃいましょう!