案外そうでもないよ。
You'd be surprised.
直訳は「あなたは驚くだろう」ですが、「本当のことを知ったら驚くよ」「聞いたら驚くよ」「やってみたら驚くよ」というような意味です。
「You’d be surprised.」には「know」や「do」や「hear」などが入ってないので、いろんな内容に対しても同じ表現が使えて便利です。
たとえば
That sounds hard.
(難しそうだね)
と言われて
You’d be surprised.
(案外難しくないよ)
と答えたり、
That looks easy.
(簡単そうだね)
と言われて
You’d be surprised.
(案外そうでもないよ)
と答えたり、
Your husband looks kind.
(ご主人は優しい人でしょう)
と言われて
You’d be surprised.
(案外亭主関白です)
と答えたり、
What are you talking about? You’re so slim!
(何言っているの?超細いじゃん!)
と言われて
You’d be surprised.
(いや、脱いだらすごいよ)
と答えたりするなど。
「’d」は「would」の短縮です。仮定法の「would」を使っていますが、相手がその場面を実際に見ることはないだろうということを前提に「本当のことを知ったら驚くよ」と言っている感じです。
たとえば「旦那が亭主関白になっているところを見ないだろう」ということを前提に「本当のことを知ったら驚くよ」、
「裸を見せない」ことを前提に「脱いだら驚くよ」と言っている感じです。
でも、難しいことを考えずに、とりあえず「案外そうでもないよ」という1行の決まり文句として覚えておくのがベストですね。
「生きたフレーズ」や決まり文句を通して「仮定法過去」の理解を深めたい人は、ぜひこちらの動画を観てみてください。
楽しいですよ^^