遅れてもやらないよりはマシ。
Better late than never.
文法:
「もっと早くしてもよかったかもしれないけどできたからいいね」
「時間はかかったけど、一生やらないよりはいい」
のような意味合いで、ポジティブシンキングの表現です。
① 主語はないので、このまま応用せずに幅広く使えるフレーズです。
たとえば、
人が遅刻したときにも:
Better late than never.
(来ないよりはマシ)
ずっと取れなかった資格がやっと取れて:
Better late than never.
(理想よりは遅かったけど一生取れないよりはいい)
60歳から英語を学び始めて:
Better late than never!
(もっと早くからやりたかったけど一生やらないよりはいい)
とポジティブに使う表現です。
② 「never」は「今まで」という意味じゃない。
「not ever」の短縮で、
「forever」が未来のことを表すように、
「ever」は「これから」のことも「今まで」のことも表せます。
時制で決まります。
・完了形で使えば「今まで」
・現在形で使えば「普段」
・未来形で使えば「これから」
のことになります。
たとえば
I’ve never seen it.
(今まで観たことがない)
I never cook.
(普段から料理は全くしない)
I’m never going to drink again.
(これからは2度と飲まない)