ゾッとする。
It sends chills up my spine.
目的語がある他動詞の「chill ~」は「~ を冷やす」という意味です。
たとえば
I chilled the beer.
(ビールを冷やした)
目的語がない自動詞の「chill」又は「chill out」は「冷静になる」「ゆっくりする」「まったりする」という意味です。
たとえば
Chill (out)!
(冷静になって)
I’m chilling (out) at home.
(家でまったりしている)
形容詞の「chilly」は「cold(寒い)」まではいかなくて「肌寒い」という意味です。
たとえば
It’s chilly today.
(今日はちょっと肌寒いね)
名詞の「chill(s)」は「寒気」という意味です。
たとえば、風邪の症状などで
I have chills.
(寒気がする)
そして「send chills up my spine」は「ぞっとする」という意味の決まり文句です。「spine」は「背骨」で「It sends chills up my spine.」は「それは私の背骨で寒気を走らせる」のような直訳ですね。
全く同じ意味で「up my spine」と言うし「down my spine」とも言います。そして「a chill」と単数で言ったり「chills」と複数で言ったりしますが意味は同じですね。
たとえば
「It sends chills down my spine.」でも
「It sends a chill up my spine.」でも
「It sends a chill down my spine.」でも同じですね。