いつものワンパターンは嫌よ!
Be more spontaneous!
英語圏では女の子が彼氏に言う典型的な文句といえば
「Be more spontaneous!」です。
「spontaneous」は形容詞で、
「Be +形容詞」は命令文なので
「もっと~になってよ」と言っているわけです。
「spontaneous」の元々の意味は「自発的」ですが、大体はちょっと違う意味で使います。
「いつもと違うことを、前もって予定を立てずにやる」
「急に思い立って普段やらないようなことをいきなりやる」
ような意味です。
「自発的に」の要素もまだ残っているけど、
「もっと自発的になって」と訳してもちょっと違うんですよね。
「いつもと同じことばっかりするなよ」
「たまには新しいことをやってみなよ」
のような意味ですね。
カップルで言うと
「ワンパターンは嫌!」という感じです。
逆に「ワンパターン」は和製英語です。
たとえば
I wish my boyfriend was more spontaneous. Every date is dinner and a movie, dinner and a movie.
(うちの彼氏がもっとspontaneousだったらいいのにな。デートは毎回、映画館とレストラン、映画館とレストラン。)
My husband is so spontaneous. He’s always surprising me with unexpected things, like day trips to Hakone or somewhere. It never gets boring.
(主人は本当にspontaneousで、いきなり箱根の日帰り旅行とか、いつも新しいことで私をびっくりさせている。退屈しないわ。)
のような感じで使います。
ちなみに、僕の姉の旦那さんはとてもspontaneousです。
付き合い始めた頃、僕も姉も実家暮らしだったけど、彼が遊びに来て、キッチンにあった黒くなりかけていたバナナを見て、勿体無いからと言ってバナナケーキをいきなり作り出した。
彼はいつもそうやってspontaneousなことをやっていて、「素敵な旦那様」ってみんなに言われます。