そうさせてしまうつもりはなかった。
I didn't mean for that to happen.
まず「I didn’t mean to 動詞」は「~するつもりはなかった」「意図してしたわけじゃない」「わざとしたんじゃない」という意味のよく使われる表現です。
「I wasn’t going to ~」は似ていますが使い分けます。
「I wasn’t going to ~」は「するつもりじゃなかった(けど気が変わってすることにした)」という意味、つまり、意図的な行為になります。
たとえば「君を傷つけるつもりはなかった」の場合は「I didn’t mean to」を使って
「I didn’t mean to hurt you.」と言います。
「わざと傷つけたわけじゃない」という意味になります。そこで「I wasn’t going to hurt you.」を使ってしまうと「傷つけるつもりじゃなかった、けど気が変わってやっぱり傷つけてみた」のような、余計傷つく表現になってしまいます。
しかし「彼と結婚するつもりはなかった」の場合は「I wasn’t going to」を使って
「I wasn’t going to marry him.」と言います。
「気持ちが変わって結婚することにした」感じです。
他にも
I didn’t mean to ignore you.
(無視するつもりはなかった)
I didn’t mean to screw up.
(意図してヘマしたわけじゃない)
そして、今回のフレーズのように「for 名詞」を間に挟んで、自分以外のものを「to」に続く動詞の主語にすることもできます。たとえば「That happened.(それが起きた)」のように「happened.」の主語は「I」じゃなくて「That」なので、「…for that to happen」になります。
「I didn’t mean…」の部分は「I」が主語なので「私がそうさせた」「私のせいで」のような意味になります。
他にも
I didn’t mean for you to get in trouble.
(【私のせいで】君が怒られるつもりじゃなかった)
I didn’t mean for him to find out.
(【私のせいで】彼にバレるつもりはなかった)