当たり外れが多い。
It's very hit-and-miss.
「当たり外れが多い」「当たり外れが大きい」は英語で
「hit-and-miss」
という形容詞を使います。
辞書によっては「hit-and-miss」とハイフンが入っていたり「hit and miss」とハイフンが入ってなかったりします。
たとえば
「Tarantino movies are pretty hit-and-miss.(タランティーノの映画は当たり外れが大きい)」
「The food there can be very hit-and-miss.(そこの料理は美味しい時もあればそうじゃない時もある)」
「It’s a very hit-and-miss method.(うまくいったりうまくいかなかったりするやり方だ)」など。
「hit」も「miss」も、名詞として使ったり、動詞として使ったりする単語なので混乱しやすいのですが、
ここで「very」を付けることで「形容詞として使っているよ」ということをはっきりさせます。
「very」は動詞にも名詞にも使うことができなくて、形容詞(又は副詞)と一緒に使うものです。
「とても」と強調したいわけじゃなくても、形容詞として使っていることを示すために使うこともあります。
たとえば
「together」は「一緒」以外にも「しっかりしている(性格)」という意味の形容詞としても使います。
「She’s very together.(彼女はしっかりしている)」
という表現をよくしますけど、「とてもしっかりしている」と強調したいというよりも
「”一緒”という意味のtogetherじゃなくて、形容詞の”しっかりしている”という意味の方ですよ」
を示すために「very」を使う感じです。
他にも
「black-and-white(白黒がはっきりしている)」
という意味の形容詞もあります。
これも大体「It’s very black-and-white.」と「very」を付けて使います。
「It’s black and white.」
だけだと「(画像などが)白黒です」と別の意味になります。