先走りするのはやめよう。
Let’s not get ahead of ourselves.
「先走りする」は「get ahead of oneself」と言います。
「oneself」を主語に合わせて「myself」「yourself」「ourselves」「themselves」などになります。
たとえば
Don’t get ahead of yourself.
(先走りしないで)
We’re getting ahead of ourselves.
(この話はまだ早いね)
そして、もう1つのポイントはこの「not」の使い方です。
「Let’s +動詞」は知らない人はいないけど「Let’s」につづく動詞に「not」を付けて「するのはやめよう」という応用もできます。
たとえば
Let’s go.
(行こうよ)
Let’s not go.
(行くのをやめようよ)
Let’s talk about it.
(それについて話そう)
Let’s not talk about it.
(その話はやめよう)
同じように
「Can I(してもいい?)」 + 「not go(行かない)」
↓
Can I not go?
(行かなくてもいい?)
「Can you(してくれる?)」 + 「not tell him(彼に言わない)」
↓
Can you not tell him?
(彼に言わないでくれる?)
もあります。
この「not」の使い方は日本ではほぼ知られてないけど、英語のネイティブは毎日いっぱい使っています。
そして
Can’t I go?
(行っちゃだめなの?)
Can’t you tell him?
(彼に言っておいてくれないの?)
とは別の(真逆の)意味なので注意しましょう。
「not」の位置によって、何を否定にしているのかが違うので、逆の意味になります。
日本では馴染みのない、ネイティブにとっては当たり前のこの「not」の使い方がドラマや映画で使われている場面をいっぱいピックアップしましたので、ぜひこちらの動画を観てみてください: