彼は裏表がない。
With him, what you see is what you get.
まずは
「What you see is what you get.」
という決まり文句があります。
文型としては「A is B」ととってもシンプルですが、
「A(what you see)」も「B(what you get)」もWH名詞節になっています。
直訳は「見えるものは得られるものだ」とよく分からない日本語ですが、
「~は、それ以上でもそれ以下でもない、見たまんまの~だ」という意味です。
人にも物にも使える言い方です。
たとえば、物に対して言うなら「見た通りの」「何も隠されてない」という意味です。
人に対して言うなら、「裏表がない」というような意味です。
「What you see is what you get.」だけでも文が成り立ちます。
そして「what you see」という主語が既にあるので、文法的には、たとえば「He」を主語にできないのですが、
「with him(彼の場合)」を付け足して、意味的には「主語」の働きをさせることができます。
たとえば
With him, what you see is what you get.
(彼は裏表がない)
With this service, what you see is what you get.
(このサービスは、隠されているコストや落とし穴がなくて、見たまんまのものです)
そして、WH名詞節に秘めた素晴らしい表現力を使いこなしたい人は、ぜひこちらの動画を観てみてください^^