どっちが勝つと思う?
Who do you think's going to win?
非常に日常的な英語ですけど、実は言えない人がほとんどなんです。
今回は、ステップを踏んでこれが使えるようになりましょう!
❶ 「どっちが勝つ」は英語では「which」じゃなくて「who」を使います。
個人競技でもチーム競技でも同じです。
そして、人を指す日本語の「どっち」は英語では「who」なんです。
たとえば
Who won?
(どっちが勝ったの?)
Who’s going to win?
(どっちが勝ちそう?))
Who asked who out?
(どっちがどっちを誘ったの?)
Who dumped who?
(どっちがどっちを振ったの?)
❷ 疑問詞(who や what)が主語の場合、質問ですけど、疑問文の形をとらないです。
たとえば
・He won.
(彼が勝った)
と同じ構文で
Who won?
(どっちが勝った?)
・I asked her out.
(私が彼女を誘った)
と同じ構文で
Who asked who out?
(どっちがどっちを誘った?)
❸ 疑問文の形をとらないので「質問」にしても「名詞節」にしても全く同じになります。
たとえば
Who won?
(どっちが勝ったの?)
I don’t know who won.
(どっちが勝ったか分からない)
Who’s going to win?
(どっちが勝つ?)
I don’t know who’s going to win.
(どっちが勝つか分からない)
❹ 「do you think」は必ず、名詞節の間に入ります。
・「do you know」は名詞節の前に入りますが、
・「do you think」は名詞節の間に入ります。
必ずです。
たとえば
Do you know what happened?
(何があったか知っている?)
What do you think happened?
(何があったと思う?)
Do you know who is going to win?
(誰が勝つか分かる?)
Who do you think is going to win?
(誰が勝つと思う?)
更に「is」が「’s」に短縮されて
Who do you think‘s going to win?
(誰が勝つと思う?)
になります。
❺ 「do you think」が必ず間に入るのは「Yes / No」で答えられない質問だからです。
・「Yes / No」で答えられる質問は:疑問詞から始まらなくて、語尾が上がる
・「Yes / No」で答えられない質問は:疑問詞から始まって、語尾が下がる
「何があったか分かる?」
に対して「はい、分かる」は変じゃないけど、
「何があったと思う?」
に対して「はい、思う」は変ですよね?
「Yes / No」で答えられない質問だから、疑問詞から始まって語尾が下がるタイプになります。
この構文を使っているドラマの場面を色々集めたので、ぜひこちらの動画もご覧ください: