(失敗しても)ダメ元じゃん。
You have nothing to lose.
直訳は「失うものは何もない」ですが、言い方を変えれば「もし失敗してもダメ元じゃん」の訳にもなります。
そして、この「have 名詞 to 動詞」は本当によく使うパターンです。
たとえば
I have something to say.
(言いたいことがある)
I have so much work to do.
(やらなきゃいけない仕事が山ほどある)
I have a family to feed.
(養わなきゃいけない家族がいる)
I have somewhere to be.
(行かなきゃいけないところがある)
I have a flight to catch.
(乗らなきゃいけない飛行機がある)
同じ構文で「have nothing to 動詞」と否定形で言うことも多いです。
たとえば
I have nothing to do.
(することがない)
I have nothing to wear.
(着ていく服がない)
You have nothing to be sorry for.
(君は謝ることは何もないよ)
I have nothing to talk about.
(話す話題がない)
I have nowhere to stay.
(泊まる所がない)
I have no one to go with.
(一緒に行く人がいない)
ちなみに「You have nothing to lose.」と全く同じ意味で
「What do you have to lose?」という言い方もあります。
これも「have 名詞 to 動詞」の構文ですけど、「名詞」の部分が「what」だと、文の頭に移動するので「have 名詞 to」が「have to」になって、「しなきゃいけない」という意味に見えてしまうので、ちょっと分かりにくいですね。
このような「to不定詞」の構文をマスターしたい人はぜひこちらの動画を観てみてください^^