彼は行動力がある。
He's a doer.
「行動力がある」と言いたくてもなかなか言えないですよね。そして、この「doer」という言い方はおそらく知っている人が少ないと思います。
動詞に「er」を付けると「~する人」という意味です。
たとえば
「swim(泳ぐ)」「swimmer(泳ぐ人)」、
「write(書く)」「writer(書く人)」、
「speak(話す)」「speaker(話す人)」など。
「do(する)」にも「er」を付けて「やる人」になりますが、「行動力がある」という意味で使います。
ちなみに、この「動詞er」を使って、いろんなことが言えます。
たとえば「a good ~er」は「~が上手な人」、「a bad ~er」は「~が下手な人」という表現。
たとえば
「She’s a good singer.(歌が上手い)」
「He’s a bad dancer.(ダンスが下手)」など。
「singer」と言っているけど「歌手だ」と言っているわけではなくて、「dancer」と言っているけど「ダンサーだ」というわけでもないです。ただ「歌が上手い」「ダンスが下手」という意味ですね。
他にも
「I’m a good listener.(聞き上手)」
「You’re a bad liar.(嘘が下手だね)」
「He’s a good driver.(運転が上手い)」
「She’s a good speaker.(演説が得意)」
「You’re a good English-speaker.(英語が上手い)」など。
さらに「good」「bad」以外の形容詞を使うこともあります。
たとえば
「I’m a light sleeper.(眠りが浅い人)」
「He’s a messy eater.(食べ方が汚い)」
「She’s a fussy eater.(食べ物の好き嫌いが激しい)」
「I was a late bloomer.(遅咲きだった)」
「He’s a snappy dresser.(オシャレさん)」
「I’m not a big drinker.(お酒はあまり飲まない人)」など。