説教するつもりはなかった。
I didn't mean to lecture you.
教会などの「説教」は「sermon(名詞)」、「説教する」は「preach(動詞)」ですが、それは宗教だけでしか使いませんので注意しましょう。
「説教する」をググってみると、ほとんどのサイトは「preach」と教えていますが、牧師さんや神主さんの説教だけにしか使いません。直訳に注意しないといけないですね。
親や上司の「叱る」ような「説教する」は「lecture 人」と言います。
「lecture」の元々の意味は「(大学などの)講義」ですが、「説教する」も「lecture 人」と言います。必ず「人」をつづけましょう。
たとえば
「Don’t lecture me.(説教しないで)」
「He always lectures everyone.(いつもみんなに説教している)」
「He lectured us about being late.(遅刻について彼は私たちを説教した)」など。
そして、「I didn’t mean to ~」は「するつもりはなかった」「わざとしたわけじゃない」という意味の表現です。
「I didn’t mean to」をカタマリとして覚えましょう。つづくのは動詞の原型です。形容詞なら「be」を入れるだけですね。
たとえば
「I didn’t mean to hurt you.(君を傷つけるつもりはなかった)」
「I didn’t mean to ignore you.(無視するつもりはなかった)」
「I didn’t mean to be rude.(失礼なことをするつもりはなかった)」
「I didn’t mean to be mean.(意地悪を言うつもりはなかった)」など。