彼は反面教師だ。
He’s a good example of what not to do.
悪い見本として学ぶべき人、「反面教師」は英語では
a good example of what not to do
(何をしないべきかのいい例)
と言います。
❶ 「what not to do」は否定の「名詞句」です。
「名詞句」は本当によく使う、すごく簡単なものです。
what to do
(何をすべきか)
where to go
(どこに行くべきか)
のように「疑問詞 to 動詞」の形です。時制の使い分けも、主語も、活用も何もなくてとっても簡単ですね。
たとえば
I don’t know what to do.
(どうしたらいいか分からない=困ってます)
I can’t decide what to order.
(何を注文すればいいか決められない)
Ask him where to go.
(どこに行ったらいいか彼に聞いてみて)
I don’t know how to say it in English.
(英語でどう言ったらいいか分からない)
そして、より珍しいけど、「疑問詞 not to 動詞」と否定の名詞句もあります。
「何をしないべきか」「何をしちゃいけないか」を表すものですね。
❷ 「a good example of what not to do」は「人」じゃなくても、行動や出来事に対しても使います。
たとえば
It’s a good example of what not to do.
(その出来事から学べる)
That’s a good example of how not to talk to customers.
(ダメな接客のいい例だ)
That’s a good example of how not to use social media.
(SNSの間違った使い方とはこれのことだ)