男はやるときはやらなきゃ。
A man's gotta do what a man's gotta do.
「やらなきゃいけないことはやらなきゃいけない」
「やりたくなくてもやるべきことを果たす」
のような意味の有名な英語の決まり文句です。
人に対して使うもありますが、どちらかと言うと自分の行動に対して言うのが一般的で、男気のあるかっこいい言葉ですね。
元々は「man」を使う表現ですけど、女性の場合は
「A girl’s gotta do what a girl’s gotta do.」
と言うこともあります。
「A man’s gotta do」が2回続いていて、その間に「what」が入っていて、バランスが取れた語呂のいい表現です。
しかし、どうして、そういう構文になるのか?
まず、
「I have to do(しなきゃいけない)」
と同じ意味で
「I’ve got to do」という表現もあります。
更に、「got to」が「gotta(ガラ)」に短縮することが多いです。
「A man」の場合は
「A man has to do」
と「have」が「has」になりますが、
それと同じ意味で
「A man’s got to do」
更に短縮して
「A man’s gotta do」になります。
「’s」は「has」の短縮ですね。
そして、
「what a man’s gotta do」は「やらなきゃいけないこと」という意味の「WH名詞節」ですが、
最初の「A man’s gotta do」の目的語になっています。
たとえば
「A man’s gotta do that.(男はそれをやらなきゃいけない)」
の「that(それ)」の代わりに
「what a man’s gotta do(男がやらなきゃいけないこと)」を目的語にしています。