わがままを言わないで。
Don't be selfish.
「Don’t ~」は「〜しないで」という意味です。
「selfish」は「わがまま」という意味の形容詞です。
「Don’t ~」には必ず動詞の原形が続きます。「selfish」は形容詞なので「be」を使います。
日本語が「わがままを言う」ですが英語では「say」は使いません。
他の形容詞も同じように「形容詞ならbeだ」とだけ考えます。
たとえば
「Don’t be rude.(失礼なことを言わないで・失礼な態度を取らないで)」
「Don’t be cheeky.(生意気を言わないで)」
「Don’t be modest.(謙遜しないでよ)」
「Don’t be negative.(ネガティブに考えないで)」
「Don’t be naive.(甘い考えはやめて)」など。
このように、日本語の言い回しに沿って考えるよりも、英語ならではの応用の仕方に沿った方が、実は簡単で自然な英語になりますね。
逆に「~してね」のような「命令文」は英語では動詞の原形から始まりますが、形容詞なら「Be」を使うだけです。
たとえば
「Tell me.(教えて)」
「Get up.(起きて)」
「Be honest.(正直に答えて)」
「Be confident.(自信を持って)」
「Be smart.(賢くやってね)」
「Be kind.(優しくしてよ)」
「Be positive.(ポジティブに考えて)」など。
日本語に沿って苦労しながら不自然な英語を作るのではなく、このように英語の回路に沿って楽に自然な英語を話せるようになりましょう^^