君がそう思うのも分かるけど...
I get where you're coming from.
「get」は「understand」と同じ意味で「理解する」ですね。
I get where you’re coming from.も
I understand where you’re coming from.
も同じ意味です。
この表現は英語でよく使うけど、日本では結構誤解されています。
「分かるよ、その気持ち」と同感する表現のように解説されがちですが、実は違います。
「where you’re coming from」の直訳は「どこから来ているか」で、
ここでは「どの視点からそう言っているか」「その意見になる君の背景」のような意味です。
そして、必ずではないけど、ほとんどの場合は、反対の意見を言う前に言ったり、申し出を断る前に言ったりします。
「イエスバット法」的な使い方です。「同感できる部分もあるけど…」のようなニュアンスです。
たとえば
I get where you’re coming from but we can’t change the rules.
(言っていることも分かりますが、ルールを変えることができません)
I get where you’re coming from but not everyone feels the same way.
(君の気持ちも理解できるけど、そうじゃない意見の人もいるので)
I get where you’re coming from but we also need to respect freedom of speech, which is fundamental to democracy.
(そう思う気持ちも分かるけど、民主主義に欠かせない発言の自由も尊重しないといけない)
「私も同じ気持ちだよ」と同感する表現なら、
I know how you feel.
(その気持ちが分かる)
I know what you mean.
(言っていることがよく分かる)
がお勧めです。
実は誤解されている英語がたくさんあります。代表的な4つの例をこの動画で紹介しております!
ぜひ観てみてください^^