お詫びに食事を奢った。
I made it up to him by buying him dinner.
❶ 「make it up to 人」は「(お詫びに)埋め合わせをする」という意味の英語です。
たとえば、
Let me make it up to you.
(埋め合わせをさせて下さい)
How can I make it up to you?
(どのように埋め合わせをすればいいでしょうか?)
❷ 「奢る」は特別な言葉を使わずに、簡単に「buy 人 ~」と言います。
「buy 人」だけで終わってしまうと「人を買う」という大変な意味になってしまうので注意しましょう。
たとえば
I bought him dinner. ✅
(彼に夕飯を奢った)
I bought him. ❌
(彼を買った)
Can I buy you a drink? ✅
(一杯奢らせてください)
Can I buy you? ❌
(君を買ってもいい?)
❸ 「by」は「手段」を表します。
「by」に続くのは名詞、又は動名詞(動詞ing)なので、動詞は必ず「ing」の形にしましょう。
たとえば
I fixed the problem by rebooting the computer.
(パソコンを再起動することで問題を解決できた)
We won by thinking outside the box.
(固定概念に囚われない考え方をすることで勝てた)
I made it up to him by buying him dinner.
(夕飯を奢ることで埋め合わせをした)