Daveがこけたのを見た。
I saw Dave fall over.
前回の
I saw Dave reading the paper.
(Daveが新聞を読んでいるところを見かけた)
で「I saw 人 動詞のing」という形を覚えましたね。実は動詞のingでじゃなくて動詞の原型を使うこともあります。
動詞のingと原型を使い分けます。
その行動を全部見た場合は動詞の原型、一部見た場合はingです。
例えばDaveが新聞を読み始めてから読み終わるまで全部見た場合は
「I saw Dave read the paper.」と原型を使います。
そんな長い行動をずっと見ていることはあまりないので、長い行動は大体動詞のingを使います。
でも「こける」のような短い瞬時的なことなら逆に一部を見ることはあまりないので、短い行動は動詞の原型を使います。日本語で言えば、
「動詞のing」は「~しているところを見かけた」、
動詞の原型は「~したのを見た」という表現です。
たとえば
I saw Dave hit Nic.
(DaveがNicを殴ったのを見た)
も、パンチがとても速いものなので動詞の原型です。
I saw Dave hitting Nic.
(DaveがNicを殴っているところを見かけた)
だと「Daveが何発も殴っていた」ことになります。
「ing」だと長い行動に聞こえるので「ずっと殴っていた」に聞こえます。
長い行動なのか短い行動なのかが微妙な場合はどちらでもOKです。
詳しく知りたい人はぜひこちらの動画をご覧ください^^