考えただけで緊張してきた。
I’m getting nervous just thinking about it.
「nervous」は「神経質」と誤解されがちですが、本当は「緊張している」という意味です。
たとえば
I’m nervous.
(緊張している)
Don’t be nervous.
(緊張しないで)
Are you nervous about the interview?
(面接のことで緊張しているの?)
「nervous」は形容詞ですが、形容詞は、
・「状態」なら「be(~である・~している)」を、
・「変化」なら「get(~になる・~する)」を付けます。
たとえば
I’m nervous.
(緊張している)
は状態で、
I get nervous easily.
(緊張しやすい)
は変化ですね。
そして、変化を表す「get」を「している最中」を表す「進行形」にすると、「変化の最中」「なりつつある」「なり始めた」「になってきた」という意味になります。
たとえば
I’m getting hungry.
(お腹が空いてきた)
I’m getting sick.
(風邪の引き始め)
I’m getting better.
(治りかけ)
I’m getting drunk.
(お酒が回り始めた)
I’m getting nervous.
(緊張してきた)
さらに、英語には「完結している文」に「+ 動詞のing」を付け足すという応用があります。
「分詞構文」という文法ですが、ニック式英会話では「奇跡の応用」の1つです。
たとえば
・He came home.
(彼が帰ってきた)
という文に「crying」を付け足して:
He came home crying.
(泣きながら帰ってきた)
・I fell asleep.
(眠ってしまった)
という文に「watching TV」を付け足して:
I fell asleep watching TV.
(テレビを観ながら眠ってしまった)
今回のフレーズは
・I’m getting nervous.
(緊張してきた)
という文に「just thinking about it」を付け足して:
I’m getting nervous just thinking about it.
(考えただけで緊張してきた)」
になります。
さらに「思い出しただけで」も「想像しただけで」も同じ「just thinking about it」を使うだけで大丈夫です。
たとえば
I’m getting hungry just thinking about it.
(想像しただけでお腹が空いてきた)
I’m getting angry just thinking about it.
(思い出しただけでムカついてきた)」
めちゃくちゃ便利な「奇跡の応用」の他の使い方は、ぜひこちらの動画を観てみてください^^