大事なのは知識より人脈だ。
It's not what you know, it's who you know.
「what you know(何を知っているか)」も「who you know(誰を知っているか)」もWH名詞節です。
WH名詞節は難しいと思われがちですが、実はけっこう簡単なのです。「what / where / whoなど」に肯定文が続いているだけのようなものです。
たとえば
「what + you know」
「where + she went」
「why + he’s angry」など。
今回も「you know」という肯定文に「what」と「who」を付け足しているだけですね。
直訳すると「何を知っているかではない、誰を知っているかだ」ですが、「世の中はコネだ」という意味の決まり文句です。
この「It’s not WH名詞節, it’s WH名詞節」という構文は結構使います。
他にも
It’s not how much you spend, it’s how you spend it.
(お金をいくら使うかではない、どう使うかだ)
It’s not whether you can, it’s whether you do.
(できるかどうかじゃない、やるかどうかだ)
マーケティングでは
It’s not what people want to buy, it’s what they want to be.
(人が何を買いたいかじゃなくて、何になりたいかだ)
という言い方もあります。
同じ構文で「大事だ」以外にも
It’s not what you said, it’s how you said it.
(言った内容じゃなくて、言い方が嫌だった)
のような使い方もあります。
そして、よく似た表現で
Look at what people do, not what they say.
(人の発言ではなくて、行動を見ましょう)
という表現もあります。
このような「生きた英語フレーズ」を通して、名詞節をマスターして簡単な単語で何でも言えるようになりたい人は、ぜひこちらの動画を観てください!