彼のシラフを見たことがない。
I've never seen him sober.
「シラフ」は英語では「sober(ソウバ)」という形容詞を使います。(蕎麦ではありませんよ^^)
たとえば
I’m sober.
(シラフだ)
Are you sober?
(シラフなの?)
He looks sober.
(シラフに見える)
そして、今回のポイントは「完結している文」に「+形容詞」を付け足す、大変便利な応用です。ニック式英会話では「奇跡の応用」の1つですね。
英語では、完結している文に「形容詞」をそのまま付け足すことができます。
たとえば
・He came home.
(彼が帰ってきた)
に「hungry」を付け足して
He came home hungry.
(お腹を空かせて帰って来た)
・I woke up.
(起きた)
に「famous」を付け足して
I woke up famous.
(朝起きたら有名人だった)
今回のフレーズもそうで、「I’ve never seen him.(彼を見たこたがない)」という完結している文に「sober」を付け足しています。
他にも
Please come sober.
(シラフで来てください)
I don’t want to go clubbing sober.
(シラフでクラブに行きたくない)
ちなみに「sober」という単語を知らなくても、「not drunk(酔っ払ってない)」を使えば大丈夫です。「drunk」も形容詞なので「not drunk」も元々完結している文に付け足すことができます。
たとえば
I’ve never seen him not drunk.
(彼のシラフを見たことがない)
I don’t want to go clubbing not drunk.
(シラフでクラブに行きたくない)
たとえば「シラフ」という単語を知らないからと言って諦めるのではなく、自分が持っている英語で言ってみることがすごく大事なことです。日本語に拘らないことが大切です。
ちなみに「sober」は形容詞ですが、「sober up(酔いが覚める・酔いを覚ます)」という動詞もあります。
たとえば
Sober up.
(酔いを覚ましなさい)
I’m sobering up.
(酔いが覚めてきた)
I’m trying to sober up.
(酔いを覚まそうとしている)
Let’s sober him up.
(彼の酔いを覚まそう)
この応用以外にも「奇跡の応用」は色々あります。より簡単になると同時により自然な英語になります。使えるようになりたい人はぜひこちらの動画を観てみてください: