雨降れば必ず土砂降り。
When it rains it pours.
「rain(雨が降る)」以外にも「sprinkle(にわか雨が降る)」「pour(土砂降りに降る)」という言い方もあります。
どれも動詞で、通常の時制の使い分けをします。
たとえば、「今のこと」なら
「It’s raining.(雨が降っている)」
「It’s sprinkling.(にわか雨が降っている)」
「It’s pouring.(土砂降りに降っている)」と進行形。
「過去のこと」なら
「It rained.(雨が降った)」
「It sprinkled.(にわか雨が降った)」
「It poured.(土砂降りだった)」と過去形など。
今回のフレーズは「普段のこと」「一般的なこと」を表す現在形ですね。
「When it rains it pours.」は英語の決まり文句で、日本語の「雨降れば必ず土砂降り」とほぼ同じですが、英語の場合は、いいことでも悪いことでも使います。
問題が立て続きに起こることにも使えますが、いいことが立て続きに起こるときにも使います。
たとえば「ずっとモテなかったけど、急に3人からも告白された」という時も
「When it rains it pours.」と言います。
「降れば土砂降り」というわけなので、「ちょうどいいときがない」ニュアンスもあります。
たとえば、ずっとモテなくて急に3人から告白されるよりも、間を空けて1人ずつの方がいいですよね。
同じように「お店がすごい暇か、すごい忙しいかどっちかだ」のような状況に対しても
「When it rains it pours.」と言います。