安物買いの銭失い。
You get what you pay for.
直訳は「払った金額の物が手に入る」ですが、「安い物を買ってもその値段に合ったものしか手に入らない」、「安い買い物は高いクオリティを期待しちゃいけない」という意味の決まり文句です。
「高いお金を払えば質のいい物が手に入る」という意味で使うことも一応できますが、ほとんどの場合は「安物買いの銭失い」のような意味で使います。
たとえば、安かった家具が壊れたときに
「You get what you pay for.」、
安いレストランが美味しくないときにも
「You get what you pay for.」など、
いつでも使えます。
そして「~にお金を使う」の「に」は「for」を使います。
たとえば
「How much did you pay for it?(それにいくら使ったの?)」
「I only paid $5,000 for the car.(その車を買うのに5,000ドルしか払ってない)」など。
「You get what you pay for.」は「一般的なこと」を表す「現在形」なので、「そういうものだ」というニュアンスです。
他にも
「It happens.(そういうこともあるよ)」
「Babies cry.(赤ちゃんは泣くものだ)」
「People lie.(人は嘘をつくものだ)」など。
そして「安物買いの銭失い」的な意味を表す他の表現として
「Being cheap backfired.(ケチったことが裏目に出た)」も一緒に覚えましょう。