上には上がある。
There's always a bigger fish.
文法: 普段のこと・習慣
「より大きな魚が必ずいる」という直訳ですが、
「上には上がある」という意味の気の利いた英語表現です。
関係している表現を見てみましょう。
He’s a big fish in a small pond.
(小さい池の中の大きな魚)= 井の中の蛙
という表現があります。
池が小さいから魚は自分が大きいと誤解してしまうという意味が込められています。
これを捻って:
I’d rather be a small fish in a big pond than a big fish in a small pond.
(小さなステージで大物になるよりは、大物じゃなくてもいいから大きなステージで活躍したい)
I want to be a big fish in a big pond.
(デカいステージで大物になりたい)
There’s always a bigger fish.
(どんなに大物になっても、上には上が必ずある)
のような表現が色々あります。
今回のフレーズは、「スター・ウォーズ エピソード1:ファンタム・メナス」で有名になりましたが、
そのずっと前からも使われているらしい。
・ちなみに「fish」を使った面白い表現は他にもあります。
失恋した人を慰めるときに:
There’s plenty more fish in the sea.
(海には魚なんていっぱいいる)= 世の中には男(女)はいっぱいいるよ!
と言います。