服装は自由です。
What you wear is up to you.
「It’s up to you.」は有名な英語表現ですね。
「あなた次第」「あなたが決めていいよ」という意味ですけど、「~はお任せします」「~は自由です」も「~ is up to you.」と言います。
漠然とした「It」の代わりに「WH名詞節」を置き換えて、いっぱい応用できます。
WH名詞節は難しいと思われがちですけど、実は「what +肯定文」「where +肯定文」のようなもので、割と簡単です。
たとえば「He went.(彼が行った)」という文の前に「where」を入れて
where he went
(彼がどこに行ったか)
とWH名詞節の出来上がりです。
たとえば「I’m going to go.(私は行く)」という文の前に「what time」を入れて
what time I’m going to go
(何時に行くか)
とWH名詞節の出来上がりです。
WH名詞節のいいところは、語彙力がなくても、簡単な単語だけで作ったWH名詞節で何でも言えるところです。
たとえば「先方の反応は予測できない」は難しそうですけど、
I don’t know what they’re going to do.
(彼らがどうするかは分からない)
でOKです。
同じように「犯人はまだ特定されてない」は
The police don’t know who did it.
(警察は誰がやったかを知らない)
でOKです。
そして、日本語から単語を1つずつ訳して難しい単語を使うよりも、簡単な単語を使ったWH名詞節を使う方が自然な英語なのです。
今回も「服装」は「what you wear」で表していますね。
WH名詞節は「名詞」なので、文の主語にもできます。今回のフレーズでは「It」の代わり「What you wear」を主語に使っています。
不思議なことですけど、WH名詞節を主語に使うときは、未来のことを未来形にせずに、現在形で言います。
他にも
Where we go is up to you.
(場所はお任せします)
What you talk about is up to you.
(話す内容は自由です)
Whether you attend is up to you.
(参加は自由です)
What happens is up to you.
(どうなるかは君次第だ)