食べていければいいんじゃない?
Whatever pays the rent.
「pay the rent」は「家賃を払う」という意味ですけど、「食べていける」「生計を立てる」という意味で使います。
たとえば
It’s not an exciting job but it pays the rent.
(ワクワクするような仕事じゃないけど食べていける)
Music doesn’t pay the rent.
(音楽じゃ食べていけない)
今回のフレーズは決まり文句ですけど、ちゃんとした文ではなくて、1つのWH名詞節ですね。
WH名詞節は「疑問詞(what / whereなど)」+「肯定文」という形です。
たとえば
「where」+「he went」で
where he went
(彼がどこに行ったか)
「what」+「I’m going to do」で
what I’m going to do
(私がこれからどうするか)
それを、たとえば「I don’t know」に続けて
I don’t know where he went.
(彼がどこに行ったか分からない)
I don’t know what I’m going to do.
(自分がこれからどうするか分からない)
のように使います。
そして「what(何が)」「who(誰が)」が主語の名詞節もあります。
たとえば
I don’t know what happened.
(何が起きたか分からない)
I don’t know who’s going to come.
(誰が来るか分からない)
今回のフレーズは「what pays the rent(何で生計を立てるか)」というWH名詞節に「ever」を入れています。「whatever」だと「何でも」「何でもいい」という意味になるので、「食べていけるものは何でもいい」という意味になります。
そして、こういう表現は他にもあります。
たとえば
Whatever works for you.
(あなたにとって都合のいい方で大丈夫です)
Whatever makes you happy.
(幸せなら何でもいいんじゃない?)
WH名詞節を海外ドラマでマスターしちゃいましょう!この動画をぜひ観てみてください^^