雨が降ってないだけいいよね。
At least it’s not raining.
「at least」は「少なくとも」という意味です。
たとえば
There were at least 50 people.
(50人はいた)
It’s going to cost at least $10,000.
(少なくとも1万ドルはかかりそうだね)
など。
このように、数、量、金額、距離などを表す「名詞」の前に入れる使い方以外に、
・At least + 文
という使い方もあります。
この「At least +文」は前向きな言い回しです。
たとえば「曇っていて嫌だね」と言われて:
At least it’s not raining.
(少なくとも雨は降ってないからいいね)
と返す感じです。
「~だけいいよね」という日本語が一番シックリくるかなと思います。
ポジティブ・シンキング的な表現です。
たとえば
A: She was so late! We almost missed our flight.
(彼女が大遅刻して飛行機に乗り遅れるところだったよ)
に対して
B: At least she said sorry.
(謝っくれただけいいよね)
たとえば
A: I’m so disappointed I came 2nd. I wanted to get a gold medal.
(2位だったなんてがっかり、金メダルが取りたかった)
に対して
B: At least you got a medal.
(メダルが取れただけいいじゃない!)
たとえば
A: I was wrong about him. I thought he was nice.
(彼のことを誤解していた、いい人だと思っていたのに)
に対して
B: At least you know now.
(ま、これで分かったからいいね)