彼が来ないのは問題だ。
Him not coming is a problem.
文の目的語も主語も必ず名詞です。名詞だけだとやはり言えることが限られますね。動詞にingを付けると、その動詞が名詞(動名詞)になります。ingは動詞を名詞にしてくれます。たとえば
「I miss you.(君が恋しい)」
「I miss working there.(そこで働いていた頃が恋しい)」など。
形容詞なら「being」を付ければ名詞になります。たとえば
「I miss being young.(若かった頃が恋しい)」など。
更に「not」を入れて否定のことも。たとえば
「I miss not working.(働いてなかった頃が恋しい)」
「I miss not being busy.(忙しくなかった頃が恋しい)」など。
更に「him / her / them」などを入れて自分以外の人の行動も言えます。たとえば
「I miss him working here.(彼がここで働いていた頃が恋しい)」
「I miss her being kind.(彼女が優しかった頃が恋しい)」
「I miss him not being busy.(彼が忙しくなかった頃が恋しい)」など。
ポイントとして「being young」、「not working」、「him not being busy」などは全部1つの名詞として考えます。名詞なので主語にもなります。たとえば
「Living alone is fun.(1人暮らしは楽しい)」
「Not working is boring.(働かないのはつまらない)」
「Him not coming is a problem.」など。
文がいきなり「Not」や「Him」から始まるのはおそらく違和感をおぼえる人は多いかと思いますが、英語では当たり前のことです。
この「リアル動名詞」が海外ドラマ「スーツ」でいっぱい使われているのをこの動画でぜひご確認ください^^