2度と会えない感じがする。
I feel like I'm never going to see you again.
まず「never」「ever」が「今まで」という意味だと思われがちですが、違います。
このように未来形と一緒に使うことも多いし、「普段のこと」を表す現在形と一緒に使うことも多いですね。
日本では「I’ve never ~(今までしたことがない)」「Have you ever ~?(今までしたことある?)」という表現で「never」「ever」を覚えるので、「never」「ever」が「今まで」だと誤解しやすいでのですが、「今まで」という意味になっているのは「完了形(I’ve / Have you)」だからなんです。
「ever」「never」は「1度でもある?」「1度もない」のような強調です。
「普段のこと」を表す現在形に「never」を入れると「全くしない」のような強調、
未来形に「never」を入れると「一生しない」「2度としない」のような強調です。
たとえば
「I don’t cook.(普段、料理しない)」
「I never cook.(普段、全く料理しない)」
「I’m not going to cheat.(浮気しないつもり)」
「I’m never going to cheat.(一生浮気しない)」など。
そして、もう1つのポイントは「I feel like」の使い方です。
「I feel like」に何を続けるかによって、全く違う意味になります。
「I feel like +文」は「~のような感じがする」「~のような気分」という意味で、
「I feel like +動詞ing」だと「~したい気分」という意味です。
たとえば
「I feel like I’m never going to see you again.」は「2度と会えない感じがする」という意味ですが、
「I feel like never seeing you again.」だと「2度と会いたくない」と全く違う意味なので注意しましょう。
他にも
「I feel like I’m in jail.(刑務所にいるような気分)」
「I feel like being in jail.(刑務所に入りたい気分)」
「I don’t feel like I’m going to New York tomorrow.(明日ニューヨークに行く感じがしない、実感がない)」
「I don’t feel like going to New York tomorrow.(明日ニューヨークに行きたくない)」など。
この「feel like」の2つの意味の使い分けを海外ドラマ「モダン・ファミリー」の場面で、ぜひご確認ください^^