どっちにも原因があるはずだ。
It takes two to tango.
文法: to 不定詞
これは完全に決まり文句です。直訳は「タンゴをするには2人が必要だ」ですが、
「喧嘩をするには2人が必要だ(一人では喧嘩できない)」という意味合いで使います。
つまり、「あいつが悪い」と言っている人に
「It takes two to tango.(どっちにも原因があるでしょう・どっちも悪いところがあるでしょう)」と言ったりします。
「take」は「要する」という意味でよく使われます。
たとえば
「It takes time.(時間がかかる)」
「It takes effort.(努力が要る)」
「It takes courage.(勇気が要る)」
「It takes practice.(練習が要る)」
「It takes getting used to.(慣れが必要)」など。
そして、その後に「to 動詞(~するには)」を続けて「~するには~が要る」という文にもできます。
たとえば
「It takes time to get used to it.(慣れるには時間が要る)」
「It takes effort to be successful.(成功するには努力が要る)」など。
今回のフレーズでは「tango」が動詞として使われていて、同じ「It takes 名詞 to 動詞」の構文になっています。
毎日使う「to不定詞」の他の構文にご興味がある方はぜひこちらの動画を観てみてください^^