永遠に続くものはない。
Nothing lasts forever.
これは英語の決まり文句です。
いいものに対しても悪いものに対しても使いますが、大体慰めるときに使います。
たとえば、よかった状況が悪化したときに、
Nothing lasts forever.
(永遠に続くものはないからこうなるのも仕方ないよ)
と慰めたり、
逆に、悪い状況のときに、
Nothing lasts forever.
(永遠に続くものはないからこの嫌な状況もそのうち終わるよ)
と慰めたりします。
「last」は「続く」「長持ちする」という意味の動詞です。
たとえば
Food doesn’t last in summer.
(夏場は食べ物が長持ちしない)
The meeting lasted 2 hours.
(会議は2時間も続いた)
How long is this going to last?
(この状況はいつまで続くの?)
Enjoy it while it lasts.
(今のうちに楽しんでね)
そして、「Nothing」が主語になっているのもポイントですね。
主語じゃなければ、たとえば
I said nothing.
(何も言わなかった)
I didn’t say anything.
(何も言わなかった)
と、両方あり得ますが、
主語の場合は、必ず「Nothing」を使います。
「Anything didn’t happen.」は絶対に言わなくて、
Nothing happened.
(何も起きなかった)
と必ずなります。
「No one / Nobody」「Nowhere」も同じです。
たとえば
No one came.
(誰も来なかった)
Nowhere is open.
(どの店も開店してない)