雨が降らないという話は何だったんだろうね。
So much for it not raining!
文法: 動名詞
「So much for…」はだいたい「もうおしまいよ」「これくらいにしよう」と訳されますが、全く違います。
本当の意味は:
・こう言われたけど全然違ったね
・こう思っていたけど全然違ったね
・あの情報は何だったんだろうね
など、予想が外れたり情報が間違っていたりしたときの表現です。
たとえば、晴れると聞いていたのに雨が降ったときに:
So much for good weather!
(晴れるっていう話は何だったんだろうね)
システムエンジニアになるつもりでコンピュータサイエンスを専攻したのに結局はシェフになったときに:
So much for my Computer Science degree!
(情報工学の学位は何のために取ったんだろう)
続くのは名詞か動名詞です。
「動名詞」は「動詞」にingを付け足して「名詞」にしたものですが、
その動名詞の中に、「him」「me」「it」など、本来は目的語として使うものを主語として使うが多いです。
たとえば
So much for not being busy!
(忙しくならないはずだったのに!)
So much for him being a nice guy.
(彼がいい人だと聞いていたのに全然違った)
So much for it not raining!
(雨が降らないと聞いていたのに降った)
「動名詞」活かして自分の言えることを何十倍にするコツを掴みたい人はぜひこちらの動画を観てみてください: