病気で会社に来てないです。
He's out sick.
「病気で会社に来ないこと」を英語では「be out sick」と言います。
ちなみに「病欠の電話をする」は「call in sick」と言いますが、
この2つの表現が同じ面白い文法を使っています。
❶ 「in」だけで「会社に来る」、「out」だけで「会社に来ない」を表すことが多い。
たとえば
He didn’t come in.
(会社に来てない)
He’s not in today.
(今日は会社に来てない)
He hasn’t been coming in.
(最近、出社してない)
He called in.
(会社に電話してきた)
He’s out today.
(今日は来てない)
❷ 「文」に「形容詞」をそのまま付け足す超便利な応用があります。
たとえば
He came home.
(彼が帰ってきた)
という元々完結している「文」に「hungry」を付け足して:
He came home hungry.
(お腹を空かせて帰ってきた)
I woke up.
(起きた、目が覚めた)
という元々完結している「文」に「sore(痛い、筋肉痛)」という形容詞を付け足して:
I woke up sore.
(朝起きたら筋肉痛だった)
など、非常にシンプルで尚且つ自然な応用ができます。
「sick」は形容詞なので、全く同じように「文」に付け足すことができます。
たとえば
He came home sick.
(風邪を引いて帰ってきた)
I woke up sick.
(朝起きたら風邪だった)
など。
❸ 「call in」や「be out」を使った文に「sick」を付け足すわけです。
「sick」は形容詞で、形容詞に「in」を付けることは文法上あり得ないので
He called in sick.
という英語を見ると不思議な感じがしますが、
実は:
He called in.
(会社に電話してきた)
という元々完結している「文」に「sick」を付け足しているわけです。
そして、今回のフレーズもそうで、
He’s out.
(出社してない)
という完結している文に「sick」を付け足して
He’s out sick.
(病欠で出社してない)
という表現になるわけです。