古い洋服を探っていたら見つけた。
I found it going through some old clothes.
❶「go through」という英語にはいろんな意味がありますが、その中の1つは「探る」です。
たとえば
Did you go through my bag?
(私のバッグを探ったの?)
I went through my old CDs.
(昔のCDを探った)
❷ そして、今回のポイントは、元々完結している「文」に「動詞のing形」を付け足す応用です。
たとえば、今回のフレーズは:
I found it.
(これを見つけた)
という元々完結している文に
going through some old clothes
と「動詞 ing」を付け加えています。
このように完結している文に動詞のingを付け加えて応用することが多いです。
「~していたら…」
「~しながら」
というニュアンスになります。
「現在分詞の分詞構文」という文法ですが、ニック式英会話では「奇跡の応用」の1つです。
他にも:
I found it going through my old photos.
(昔の写真を探っていたら出てきた)
I broke my leg skiing.
(スキーをしていたら脚が折れた)
I went to bed wearing contacts.
(コンタクトを付けたまま寝ちゃった)
I woke up lying on the floor.
(朝起きたら床で寝ていた)
You look good driving.
(運転している姿がかっこいい)
He came home crying.
(泣きながら帰ってきた)
I don’t want to go looking like this.
(こんな格好で行きたくない)
What’s he like not working?
(プライベートではどういう人?)
❸ 元々完結している「文」に、「動詞 ing」以外にも「形容詞」や「名詞」も付け足すことができます。
・形容詞はそのまま付け足します
・名詞は「with」で繋ぎます
たとえば「形容詞」なら:
He came home hungry.
(お腹を空かせて帰ってきた)
I woke up famous.
(朝起きたら有名人になっていた)
たとえば「名詞」なら:
He came home with a headache.
(帰ってきたときは頭痛だった)
I woke up with a cold.
(朝起きたら風邪だった)
この「文にちょい足しする」大変な便利な応用をマスターしたい人はぜひこちらのYouTube動画を観てみてください: