彼は世渡り上手だね。
He knows how to get what he wants.
直訳は「欲しいものを手に入れる方法を知っている」ですが、
うまく立ち回り有利な人間関係を築いたりして、欲しいものを手に入れるのが上手な人、
つまり「世渡り上手な人」を表す有名な英語の決まり文句です。
今回のポイントは、難しい単語を使わずに、難しそうなことが簡単に言える、ということです。
「世渡り上手」の英訳をググったりすると、全く使わないような英語がたくさん出てきますが、
なぜうまく訳せないかというと、「世渡り上手」という特別な英単語を求めているからなのです。
実は、特別な単語、難しい語彙を使おうとするよりも、簡単な単語を使った「名詞節」などに頼った方が、ずっと簡単に、ずっと自然な英語になります。
単語を1つ1つ英訳するのではなく、一歩下がって「全体」の意味を、簡単な英語で表してみることが大事です。
難しい単語を使わずに、言いたいことが簡単に言えるようになるためには、「WH名詞節」が1番おすすめです。
「where you went」
「what he’s going to say」のように
「what / where など」+「肯定文」のようなものですが、それを使って、難しそうな日本語も英語に訳すのが楽勝です!
たとえば
「先方の反応が予測できない」は
I don’t know what they’re going to say.
「彼は私の望みを聞いてくれる」は
He listens to what I want.
「服装は自由です」は
What you wear is up to you.
「裏表がない」は
What you see is what you get.
「世の中は知識より人脈だ」は
It’s not what you know. It’s who you know.
など。
どれも難しそうな日本語ですが、どれも超簡単な単語だけで、非常に自然な「生きた英語」なのです。
そして、この「簡単な単語だけで、言いたいことが簡単に言える」コツをモノにしたい人はぜひこちらの動画を観て下さい!